人生の旅の原点に立ち戻る

本棚を整理していたら

アラスカを舞台に写真を撮り続けた

星野道夫さんの

「未来への地図」が出て来ました。

中にはカラーの写真が何枚か収録され

アラスカの夏のカラフルな植物達や

凍る氷河の海から顔を出す

アザラシたち、

フクロウがリスを狩る姿に

川を渡るカリブー達の群れ。

どの写真からも

「命」、「生」という

計り知れない力の集まりを感じます。

もうパンパンに弾け出しそうですという感。

星野さんが若い人たちに伝えたい

2つのメッセージがあったそうで、

1つは「なるべく早い時期に人間の一生はいかに短いものか知って欲しい」

ということ。

星野さんは大学生の時期に親友を亡くされてそれを感じ取りました。

そして

2つ目は「好きなことに出会ったらそれを大切にして欲しい」

ということ。

星野さんの人生で1つ目が大きな鍵となり

2つ目の写真とアラスカの舞台を合わせて

当時住所も分からない

7箇所の村の名前と代表者へという言葉を繋げて

「あなたの村を訪ねたいと思っていますが誰も知りません。

仕事は何でもします。どこかの家に置いてもらえないでしょうか?」

という内容をつたない英語で書いて投函したそうです。

住所の宛名がめちゃくちゃで半分返ってきて、

手紙のことを忘れていた半年後、

一通の返信がとある村のエスキモーからあったそうです。

「世話をしてあげるかから来なさい」と。

星野さんの人生の第2章はスタートしたのです。

私の人生の第2章とも言えるスタートが

主人との死別から始まりました。

体験した方もいらっしゃると思いますが

人の死の間際、

それは数日前かもしれないし

死の一瞬の際かもしれません。

主人の場合は三日前が一番だったと思います。

末期ガンで衰弱してきているにも関わらず

目に「命」を燃やしている

強い「生」の凄まじい力を感じたのでした。

変な話ですが、

その時始めて

人がよく言う

「命を燃やす」という状態を目の当たりにし

主人の身体が閃光を放っているように見えました。

そして

感動で涙が溢れて

それを隠すのに必死だったのを

今でも覚えています。

それから主人が亡くなり

人にはいつか終わりが来るという事を

私は知ったのでした。

普段生活していたら

死ぬ事は分かっていても

本当に終わるという事がどんな事か

頭ではなく、心で理解出来ていなかったんです。

そして

予期していないタイミングで起こる事も。

主人との死別で私は

1つ目の人生の短さというか有限さを知り

2つ目の好きなことを大切にしようと

思いましたね。

そして今日まで旅をして来たわけです。
本質から伸びる魂(心)の道は真っ直ぐ
本質から伸びる魂(心)の道は真っ直ぐ
今日

久しぶりに偶然にも

この本のページを開くことになり

その人生短しと

好きな事を大切にしよう!とスタートした

第2の私の人生は

目的地へと進んでいたはずが

ズレていっていたな…と感じたわけです。

年末年始の心身の清算で
(興味ある方はこちらのブログをどうぞ

ズレ出した要因は解消できて

原点に立ち戻って来たわけですが、

そうすると

同じスタート地点に来たのに

まるで違う!

見える景色とでも言いますか、

自分の人生のラインが

シンプル!

クリア!

真っ直ぐ!

其処には

「命」、「生」からずっと先まで伸びる

自分の本質である魂のラインがありました。

本来、

魂の写しは心だと

現時点での私は感じています。

その心の欲求や

「好きなこと」に応える(行動に移す)ことは

自分の人生の目的地まで伸びている

魂のライン上を進むことになります。
私の心は最近、簡単で身体が喜ぶ料理をやたらしたがります。
私の心は最近、簡単で身体が喜ぶ料理をやたらしたがります。
そうやって進んでいると

亡くなる数日前の主人のように、

本の写真の植物や動物たちの様に

そして

人間の赤ちゃんや

小さな子供もそうですね、

「生」、「命」を燃やして輝いて見える。

スピリチュアルな言葉で言うと

波動が高いというヤツですね。

最近、Instagramではアップしてますが

私の心(魂)が求めること

欲求の声を全て拾うようにしてます。

例えば、

玄米粉でお好み焼き、蒸しパン作ってみたい…

精油(食品添加物認可の)でジンジャエール作ってみたい

ゴロゴロしたい。

大雪の中だけど外を歩きたい…などなど

あ、このブログを書きたい!もそうです。

一見、どうでも良いようなことでも

ちゃんと拾ってあげる(行動、応える)

そうするとどうなると思いますか?

心(魂)が喜び出すんです(笑)

ウキウキ♪楽しい気持ち

HAPPYな感情の波がどんどん押し寄せて

一日中楽しいお酒を飲んだかのように

幸せで、

自分を愛おしく感じ

心(魂)からも愛が溢れて来る。

そして

自分の本質、

自分は何を求めているのか、

人生の本当の目的地が

分かるようになりました。

それは何かはここでは書きません。

何故なら

皆さんそれぞれに

自分の本質、

目的があり、

それは人に影響されて

答えを出すものではないと

私は感じたからです。

余計なことを私が話して

皆さんの目をわざわざ曇らせるのは

本末転倒。

全ての答えは外では無く

皆さんの内(心)にあります。

この心の小さな声を拾い続けた結果、

最近皆さんによく言っともらえるのが

「輝いてるね」ですヽ(•̀ω•́ )ゝ✧
地球も「生」、「命」の炎を燃やし続けてますね。
地球も「生」、「命」の炎を燃やし続けてますね。
私は人生のスタート地点に立ち戻り

本来の自分の本質「生」、「命」から

真っ直ぐ伸びる魂(心)のラインを歩いています。

これが

人生の流れに乗っている

という状態なのかもしれませんね。

長くなりましたが

久々にこの本を開くことになり

私たち人間も

このアラスカの動植物のように

いつ終わるのか分からない

限られた人生を

「命」、「生」の炎を

美しく、力強く燃やして

生きる事ができるということを

再確認させてもらいました。
 
最後に、

本の中には

アラスカと言えばの

グリーンの光の帯が揺らめく

オーロラの美しい写真も収められていて、

動植物たちの燃える生命、

地球の物という感じとは違って

掴めない宇宙の…

言葉では言い表せないのですが

それに人の見る事の出来ない魂の姿を

繋げている自分がいました。

きっと人の魂(心)が目に見えるならば

オーロラのように、

いや、もっと美しい色と輝きで

揺らめいているに違いないと妄想したのでした。

では、私の人生の旅に行ってきます!